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2010年11月 1日 (月)

さらにもうひとつのご質問にお答えして

「笙の人は、三皷を打つときは、篳篥の唱歌で打つのでしょうか、それとも高麗笛?」というご質問。

わたしは三皷は経験が少ないのですが。。。。

出だしは当然、高麗笛ですね(笑、言うまでもありませんが)。

あとは(あくまで、わたしの場合で、他の笙のかたがどうされているのかは、わかりませんが)、篳篥の唱歌がメインです。

ただ、あくまで「骨格」として篳篥の唱歌を耳で追っていって、拍子に大きく影響してくる、笛のかけ吹きのあるところは、やはり笛も聴きます。

舞人として非常にコワいのが、篳篥さんと笛さんのリズムがずれてしまった場合です。切れるところがずれる部分で、上手く篳篥と笛が整合してこないと(乖離してくると)、はらはらします。

そんなとき、三皷がどうリードしてくれるか、、、が頼みの綱となります。

あと、加以降のノリも非常に大切だと思います。

ぜんぜんテンポがあがらないときついですし、あまり早くからあがってきても面白くないものです。

そんなことからも、やはり打物は「コンダクター(指揮者)」だと思います。
ただ、雅楽の合奏の場合は、全員がコンダクターでもあると思います。

全部の楽器がテンポメーカーであり、コンダクターでも統制できない部分もあるので、、、

非常にスリリング、かつ「有機的」であるように感じています。。。


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