来年度の。。。
活動構想が決まりつつあります。
それにしても、つくづくおもしろい時代に生きているものだ、思います。
光明皇后1250年御遠忌。
聖武天皇とお二人で愛でられた「雅楽」という芸能は、1250年後も、奇妙な発展を遂げながら今日にいたっています。
わたしたち一般の人間も享受できるようになり、また、昭和の初期から新しい創作も生まれるようになりました。
正統な古典も、現代性豊かな音楽と融合した新しい音楽も、その両方を享受できる、それはすばらしいことです。
不思議なことに、日本という国は新しい創作が起こっても、古い伝承を「改革して、葬りさってしまう」ということがありません。
長唄や能、箏曲、尺八などのジャンルを見ても分かる通り、古いものに最高の経緯を表しながら、新しいものが生まれてくる文化です。
方や、西洋音楽。新しい様式が生まれると、古い様式がこれまでは返り見られることがありませんでした。例えばバッハは、100年近くも忘れさられていました。
これまで進歩や発展を最上とする文化ですから(これからはどんどん変わっていくと思いますが)。
本当の世界音楽(world music)、それは日本から発信できるのかもしれません。
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