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2010年9月29日 (水)

笙の取り扱いについて(2)

楽器ケースにホカロ○などの使い捨てカイロを入れて、持ち歩くのは、やめましょう。
やはり温度の管理ができないから、です。一度、温めておいた楽器を舞台袖などで、冷めないようにカイロでくるむのは、△です。
密閉してしまうと、急激に温度が上昇した場合、恐いのです。

それと、これからの季節、気をつけたいのが、ハンドクリームなどの化粧品。
あるとき、お稽古時に生徒さんの楽器がピッチがおかしいので、具合をみようと、手渡していただいたところ、妙にべたべた。。。あれあれっ、、、なんだろう?

「ハンドクリームかなにか、つけていらっしゃいますか?」と聞いたら「はい」(男性です)。
練習が終わってから塗りましょうね、とアドバイスしました。

また、女性は特にお化粧のあと、クリームやファンデーションなどが手に残っていないか、要注意です(あ、最近は、男性にもこういった注意が必要ですね)。

わたしが一番最初に使っていた楽器は(学生時代、ですが)、口金の部分が変色してしまっていて、落ちません。
口紅による腐食。。。
毎回きちんと吹奏のあとに落とさなかったのが原因ですが、、、
それでも金属を変色させてしまうって、ちょっとコワイですよね。

ハンドクリームをはじめとして、化粧品には化学物質がいっぱいです。
また、天然の物質100%のものだったとしても、それが竹や漆や銀にいいものかどうか、わかりません。

白竹だとシミになる可能性もあります。

つけるとしたら、純粋なつばき油ですが、これがまたくせ者で。。。純粋であっても、コールドプレス(冷圧搾式)で作られたものでないと、ヘキサンという石油系の溶剤が残っている可能性もあります。

椿の実をすりつぶして、塗るのが一番よい、とされています。
ただ、わたしはまだ白竹の楽器ではあまり試したことがありません。
白竹にもいろいろあるので、もしかすると、これもシミになる可能性あり?かもしれませんので、ご用心ください。

なにしろ、自然素材を組み合わせて作っている自然な楽器です。
また、こういった楽器が変色したり変質してしまうのを間近で見て、化学物質のコワさも実感したりしています。

とにかく、楽器は、丁寧に大事に、扱ってあげましょう。


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