蛮絵装束(4)
老懸(おいかけ)と巻纓(けんえい)。つけるとこのようになります。
頭頂の後ろでくるんと「カール」しているのが巻纓。これがまっすぐですと垂纓。老懸は顔の両脇に出ている、ふさふさとしたものです(当ブログの「蛮絵装束(3)」参照)。
今回、つけてくださったかたは、上手にとめてくださいましたが、上手く決まらないと、舞っている最中にぱたぱたして、格好がよろしくないのです・・・。
数日前のブログにも書きましたが、女性は髪形で苦労します。
スタイリング剤などもあまり使えず、わたしのような中途半端な長さですと、かもじに入れるわけにもいかず。。。
今回は束ねた髪をぐるぐると巻いていって、それを二つ折りにしてピンで留めました。
女性には、男性にない苦労がたくさんあります。。。「女は辛いよ」です、はい。
「右舞」カテゴリの記事
- 宮内庁楽部フランス・パリ公演 映像(2018.09.11)
- 大阪楽所演奏会無事終了& 雑面の意匠について(2013.06.04)
- 文月会演奏会 納曾利(2011.07.18)
- 自分の体の特性を活かして(2011.05.29)