老懸(おいかけ)と巻纓(けんえい)です。
蛮絵装束のときは、必ずこのかぶりものを被ります。
(ちなみに、巫女さんのような袴を履いていますが、これは「赤の大口(おおくち)」。
舞楽装束の下には、必ず着用します)。
平舞(ひらまい)の舞楽装束にはもうひとつ、襲(かさね)装束というものもあります。
こちらは舞楽のときの楽人さんが着ける装束とほぼ、同じですが、上に袍(ほう)というものを着用します。
蛮絵装束のときには必ず老懸と巻纓で、襲のときには鳥兜(とりかぶと)を被りますが、襲装束で老懸と巻纓をつける舞も何曲か、あります。
それにしても・・・不思議な形ですよね。
この形なので、女性は髪型に苦労するのです。。。