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2010年6月23日 (水)

煮竹

江戸時代の煮竹で、割れているものって、今日、初めてみた。

五つ節のきれいな楽器。
もちろんぱっと見はわからないように補修されている。音にはとりあえず影響のない部分。

「明治以降の煮竹が特に弱い」とは聞いていたし、昭和の煮竹はもろいものもある。

あれだけしっかりした竹が割れてしまうなんて、、、
でも、竹を「煮る」こと自体、無理があるようにも思える。

ただ、同じ煮竹でも、いい音で鳴っている管も知っているし、製作者の腕前や保管状態や使用頻度にも影響を受けるだろうから、なんともいえない。

とてもきれいに組まれた優雅な姿の管もあり、「プロ仕様」のものも多い。

まだまだ研究の余地あり。


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