春と修羅
わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)
-宮沢賢治の「春と修羅」の序から
中学生の頃、この詩集に出会った
予感で、からだ中がさわさわした
毎日毎日、このフレーズを心のなかで復唱した
わたしのCD「祈りの海へ・・・」は当初、宮沢賢治の詩も、朗読に入れる予定でした。
音楽もそれにあわせて、神道系に近い音楽(笙、歌、笛など)を構想していました。
暖かい、土の香りがする音楽も、あの1枚に入れたかったのです。
それでキリスト教系の朗読「アッシジの聖フランチェスコ」、仏教の「読経」、神道と3つの宗教(神道が宗教かどうかという論は置いておいて)、のバランスを1枚のCDのなかでとるつもりでした。
その後いろいろな事情で、宮沢賢治の詩はいれられなくなってしまったのですが・・・
次のCDがどのようになるかわかりませんが、作りたいと思っています。
宮沢賢治さんの詩は(たとえ、言葉として入れられなくても)、わたしの音の世界のなかに、十分入ってくると思います。
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