優雅さは荒っぽさに駆逐される・・・
学生時代から感じていたのですが・・・
優雅で丁寧で繊細な手移りをしても となりでぶわんぶわんと笙を吹き散らす人が吹いていると
すべて消されてしまいます
笛篳篥にしても同じでしょう
雅楽は屋外でやるものだから荒っぽくてもいい、と勘違いしているかたも多いと思いますが
「梁塵秘抄」でも「人に勝つべし勝つべし」と歌ったり演奏したりすることは、よろしくない、としています
舞にしても演奏にしても 一瞬でもぎらりとした表現欲をひらめかすと、古典の場合はすぐに先生からご注意を受けました
エゴをそぎ落としていかないと 古典はむずかしいです
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