« 笙の調律、楽器の構造 | トップページ | ああ、びっくりした~~~!!! »

2010年4月20日 (火)

笙の調律・・・リードの仕様

本当は、楽器組みまでできたらいいのにな。
でも、そんなことまでしていたら、人生がいくつあっても足りない。

「来世」は、笙を作る職人さんかな(笑)。

洋楽とコラボレーションをすることで、楽器を別の形から見直すことになった。
たとえばリードの反応速度、とか、響きのバランスとか。音の硬さ、柔らかさ。

いろいろやってみて、そこから古典を見直すことができたので、これは大変勉強になる。
古典の笙で、何が要求されるかが、逆にわかってきた。

どちらかの観点をはっきりさせることで、他方を客観的に見ることができるようになった。
ただ、「出たとこ、勝負」、試さないと分からないことばかり。
それに、おそらく、わたしが吹きやすいから、といっても、他の人が同じように吹きやすいか、というと、そうはならないと思う。
リードも「わたし仕様」みたいなものができてきた。

・・・と、書くは易く、実行するは難く・・・

わたし自身も大変なのですが、ときどき難題をお願いしている武蔵野楽器の横山さん、そのほかリード切りなどに携わってくださっているかたがた、本当に、要望が細かくて、ごめんなさい。

まだまだやりたいことが、たくさんありますので、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。。。


« 笙の調律、楽器の構造 | トップページ | ああ、びっくりした~~~!!! »

日々ログ」カテゴリの記事

備忘録」カテゴリの記事

伝承文化」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 笙の調律・・・リードの仕様:

« 笙の調律、楽器の構造 | トップページ | ああ、びっくりした~~~!!! »