笙の調律・・・リードの仕様
本当は、楽器組みまでできたらいいのにな。
でも、そんなことまでしていたら、人生がいくつあっても足りない。
「来世」は、笙を作る職人さんかな(笑)。
洋楽とコラボレーションをすることで、楽器を別の形から見直すことになった。
たとえばリードの反応速度、とか、響きのバランスとか。音の硬さ、柔らかさ。
いろいろやってみて、そこから古典を見直すことができたので、これは大変勉強になる。
古典の笙で、何が要求されるかが、逆にわかってきた。
どちらかの観点をはっきりさせることで、他方を客観的に見ることができるようになった。
ただ、「出たとこ、勝負」、試さないと分からないことばかり。
それに、おそらく、わたしが吹きやすいから、といっても、他の人が同じように吹きやすいか、というと、そうはならないと思う。
リードも「わたし仕様」みたいなものができてきた。
・・・と、書くは易く、実行するは難く・・・
わたし自身も大変なのですが、ときどき難題をお願いしている武蔵野楽器の横山さん、そのほかリード切りなどに携わってくださっているかたがた、本当に、要望が細かくて、ごめんなさい。
まだまだやりたいことが、たくさんありますので、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。。。
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