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2010年3月 2日 (火)

某楽師の先生は・・・(国立劇場 神楽歌)

地方の御神楽を拝見されるとき、寒い日だったのにコートを脱いで、ご覧になっていたそうです。先生がコートを脱いだので、自分たちも脱がないわけにはいかず、大変だった、、、とそのとき同席されていた人は、苦笑されていました。

わたしたちは、ぬくぬくと暖かい場所で、先日の御神楽を拝見できましたが、先生方はどれだけ寒い日でも、それこそ雨が降ろうと槍が降ろうと、あの長い御神楽を続けられています。

戦争中でも、御神楽は行われていたそうです。。。

わたしもできる限り、ご神前でのお祭りを拝見するときや、神様へのご挨拶のときは、コートを脱ぐようにはしているのですが、、、
返ってくしゃみが止まらなくなったりして失礼にあたるので、よほど寒いときはコート、着ています。。。

とは、言い訳です(笑)。とにかく冷え性なもので。。。

昨年の鶴岡八幡宮の御神楽では、コートを着ていたにも関わらず、後日、いきつけの鍼灸師さんに「○○日ごろ、長時間体を冷やしませんでしたか?」と言われて、どきり。
そうです、その日は御神楽の日でした。

根性なし、です、はい。。。

ただ、冬場、笙の吸奏に関しては、ご神前での奏楽のときに楽器が冷えるので、困ります。

小さなコンロですと吹きっさらしのご神前では、がんばって温めていても、楽器もどんどん冷え、祭典が終わるころにはわずかながらピッチも狂ってしまっています。
特に玉串拝礼などが長引く場合は。

繊細で、「お姫様」な楽器だから、あまり働かせてはいけないのかもしれません


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