涼やかでさわやかな・・・
時代はどんどん移り変わっていくのに、
どうしてわたしは古いものを残したいと思うのだろう
静かで澄み渡った、涼やかで凛とした気風や空気、
これは他のものでは、どうしても得られない
ドビュッシーやフランスの音楽やピアノが好き、でも、
この感覚は、日本の古来のものからしか得られない
ただ、祝詞(のりと)などにもあるように「ひらけゆく世に遅るることなく」、
進み行く世の流れに逆行することは
できない
そしてその「流れ」にも魅力を感じる
現代人として、その流れを受け入れて、享受するのは当然のこと
新しいものも、臆することなく、作り続けていきたい
(写真は「狛桙」(こまぼこ)の袍(ほう)のリス。なんでリスなんでしょうね?いろいろな色のリスの模様がちりばめられています。ひとつひとつが繊細な手刺繍。)
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