« 抜頭舞はじめ。 | トップページ | 明日は七草か。。。 »

2010年1月 5日 (火)

楽器を作る人が増えてほしい。

笙を作る人たちがもっと増えてほしい。
そして、そういった人たちの技量がもっと評価され、それに見合った収入と生活の安定が得られるようになってほしい。

笙の音、楽器をきちんと評価できる人たちが増えてほしい。

古管の修理をきちんとできる人たちも増えてほしい。
ちょっと修理すればすばらしくよく鳴る管は、まだまだ眠っている。

今、空前の雅楽ブームの峠をやや過ぎたところ?
楽器に触れる人たちは以前より多くなったが、楽器そのものの数が足りない。。。

閉鎖的な社会のなかで守られてきたからこそ、守られてきた部分はたくさんあるが、逆にそれが「あだ」となっている部分もある。

「広がる」力をうしないかけている伝統。

「広がる」ことがいいとは言えない、という人もいるが、そういっているうちに「トキ」のように、気がついたらもう手遅れ、になることもある。

しっかりした「工房」のようなところが出来て、たくさんの人が学べるようなシステムはできないのだろうか。


« 抜頭舞はじめ。 | トップページ | 明日は七草か。。。 »

伝承文化」カテゴリの記事