楽器を作る人が増えてほしい。
笙を作る人たちがもっと増えてほしい。
そして、そういった人たちの技量がもっと評価され、それに見合った収入と生活の安定が得られるようになってほしい。
笙の音、楽器をきちんと評価できる人たちが増えてほしい。
古管の修理をきちんとできる人たちも増えてほしい。
ちょっと修理すればすばらしくよく鳴る管は、まだまだ眠っている。
今、空前の雅楽ブームの峠をやや過ぎたところ?
楽器に触れる人たちは以前より多くなったが、楽器そのものの数が足りない。。。
閉鎖的な社会のなかで守られてきたからこそ、守られてきた部分はたくさんあるが、逆にそれが「あだ」となっている部分もある。
「広がる」力をうしないかけている伝統。
「広がる」ことがいいとは言えない、という人もいるが、そういっているうちに「トキ」のように、気がついたらもう手遅れ、になることもある。
しっかりした「工房」のようなところが出来て、たくさんの人が学べるようなシステムはできないのだろうか。
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