古典か現代曲か、ではなくて・・・
数日前にアップしました、フランチェスコ・トリスターノさんが、映像のなかでもおっしゃっていますが、古典か現代曲か、という、自分のなかでの対立した感覚がだんだんと薄れてきています。
ビルの群れの谷間からから見る「月の光」とドビュッシーが見た「月の光
」と、平安朝の宮人が見た「月の光
」は、同じもののはずです。
でも、表現の仕方は、それぞれが違うはず。
でもそれぞれが、すばらしい。
そして、トリスターノさんが「バロックもテクノも、どちらかもあってほしい。
どちらかだけでは、淋しいから」とおっしゃっているように、わたしも、平安朝の美学も、ドビュッシーも、また現代の感覚も、どれも、あってほしいと思う。
平成の月だって、美しいのです。
でも、いにしえの奈良の都の月も、フランスの月もきれい!ということが、わたしが今後、広めていきたいことです。
「奈良の都の月しか、月じゃない、ほかのものは認めない」、という人もいるし、「奈良のお月さまは、古臭くてつまらない」、と思い込んでいる人もいる。
でも、そうじゃない。
フランチェスコ・トリスターノさんは、ベルギーではなく、ルクセンブルグの出身のようですね。。。わたしのブログはずぼらです。。。
Not for pianoの the melody、お勧めです。
テクノとしてはどう?とも思えますし、ピアノの中をたたいたり、絃を押さえてみたり、というのはジョン・ケージがご健在だったころに盛んに行なわれていたことで、え?今さら・・・みたいなところもあるのですが、音楽がとても魅力的なので、よいのです(笑)。
CDでも思いましたが、低音の重厚な感じが存在感があって、でも、威圧感はなく、ステップを踏むような軽やかさがあって、魅力的。
クラシカルはどう弾くのかな。
興味津々。
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