笙の魅力 響きを手探りで。
自分のコンサートのDVD映像ができあがってきました。
赤くなったり青くなったり、白くなったり・・・
いえいえ、当日のコンサートの構成の話ではなく(笑)。赤面したり、青ざめたり、顔面蒼白になったりして。。。観て、聴いています。
雅楽は、コンサートホールに向かないのでは、という気持ちも芽生えていたのですが、コンサートホールの利点を駆使することも、十分に可能、ということがわかりました。
特に400程度のホールでしたら、お客様との親近感も生まれ、こちらの世界に引き込みやすいです。
雅楽は、やはりそれだけでは、難解な音楽だと思います。
また、今、わたしたちが「音楽」と思っている概念とかけ離れたところで、成り立っている音の群、です。
親近感を作ることは、とても大事です。
迎合、ということではなく。。。
「去年を待ちながら」、ようやく出来た曲です。
おもしろい響きの曲となり、自分でも気にっています。
洋楽のコードからすると、とんでもない音を笙でつくってしまったらしい・・・(笛の太田君からのご非難・・・)のですが、笙で吹くと、まったく違和感がないのです。
譜面でみて、彼は驚いたらしい。。。さらに「笙で吹くと、きれいだから、それでいいんです」と言ったわたしに呆れたらしい・・・
コードを知らないから、耳でこさえてしまった和音ですが、そういう「笙しかできない芸当」、もう少し探っていきたいです。
手作りのおもしろみ、でもあります。。。
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