光の、きらきら。。。
・・・響銅の器ですりおろした青石の、水に浮いている、霞のような部分を筆にとって、リードに塗るんや・・・
ある雅楽器師さんは教えてくださった。
この塗り方でリードを塗ると、笙は、本当に繊細できれいな音色になる。
ただ、この塗り方に対応できるリードそのものも、世に少なった。
こんな繊細な音を、聞き分けて、よいと思ってくださる人は、もうほとんどいない。大音量の合奏が主流になってきて、繊細な貴族趣味は、吹き飛ばされてしまう。。。
今、作曲のようなことをしているのだけれど、、、あの青石の霞のような、あるいは「光のきらきら」のような音を掬い取って、譜面にできないのだろうか。。。霞のように漂う、共鳴と倍音を、漂うままに、「再現」できないのだろうか。。。
「夢」の「澱」みたいなもの。。。
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