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2009年9月20日 (日)

アミュゼ柏コンサート

11月14日、アミュゼ柏でのコンサートの準備を進めています。

笙の魅力、雅楽の魅力をどうお伝えしたらよいのか。。。あの手この手を考ええています。

左右に映像を投影する予定ですが、4から5パートに分ける予定です。
「色」にテーマを絞り(赤、青、紫など)、色と音の関連から、お話と演奏を進行させます。

使用する写真は、自然の風景写真(主に手賀沼の風景)ですが、装束の写真なども少し使用できれば、と思います。

先日、ピアノの高橋さんとの打ち合わせのときに色と音の話をしてみましたが、彼は音と色とを関連付けて考えたことはない、とのこと。意外そうなお顔でした。

ふーん、クレーとかスクリャービンとか、どう思われているのかな?今度、伺ってみよう。ちなみにスクリャービンについてはわたしは実はほとんど知りません。クレーは子供のときから好きです。

雅楽の人間は、「管絃音義」とかで言われているように、自然界の要素を音に当てはめることを、ごくごく自然に行っていますよね。音のイメージを話していると、割と「これは何色」という話、皆が共感してくれたり。

右舞は青や緑系統、左舞は朱色系統、なんていう感覚も、ごくごく自然に身についていますし。

洋楽の人ですが、或る特定の周波数の音を聴くと、「味がする」そうです。たしかコントラバスとかチェロかなにかの人だったように思いますが、「その味」も味覚も「大嫌い」なのだそうで・・・辛さが倍増しますなあ。。

五つの感覚の重なりについては、またどこかで書きます。。。武満徹さんなどは明らかに音を「視て」いらっしゃった部分もあると思いますし、お香の香りを愉しむことを、「聴く」などと表現します。

さてさて、「色」から発生してどんな音を乗せますか。。。
日本の色、染色家の志村ふくみさんのご本からの文章などを織り交ぜつつ、色の霊力、音の霊力みたいなものに迫れたら、、、と思います。

コンサートチケットなど詳細(チケット3000円、全席指定、お早めに)

→ https://sho3ku.cocolog-nifty.com/blog/information.html

お問い合わせは  sho3ku@yahoo.co.jp  まで。

よろしくお願いいたします。


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