先週、柏市の広報担当のかたから取材を受けました。今度の11月のアミュゼ柏でのコンサートのこと、などなど。
若いかたでしたが、とても熱心に話を聞いてくださり、助かりました。
趣味は?と聞かれて、困りました。昔だったら、映画とか、料理とか、お酒!とかいろいろいえたのですが。。。
映画は最近興味があるものがなくて観ていないし。。。
料理は昔はすごく好きで、かつお1匹おろしたり、とかしていたこともあるのに、今は忙しく・・・
お酒は体を壊してから飲めなくなってしまったし・・・
日本酒を愛しておりましたの
でも、今は時間がもったいないので、飲めなくてちょうどいいです。
翌日の頭がぼーっとする時間が、もったいないです。
強いていえばアロマと御香、でしょうか。
アロマはかなりはまりました。今でもラベンダー、ベルガモット、ユーカリなどベーシックなものは常備です。サイプレス、ベチバー、乳香、サンダルウッド。。。
アロマは気分療法のようにして日本に広まってしまったのでちょっともったいないですね。薬効成分がかなり強いもの、抗菌作用があるものもあるので、上手に使うだけで、生活がとても豊かに。まあ、、、植物パワー、エネルギーは、それだけではありませんが。
日本にも檜とかゆずとか紫蘇とか、、わさび、生姜、いろいろあります。
新しい畳の匂いなんかも、とても爽やかでいいですね。
御香は、、、混ぜ物が多い御香が多く、最近はちょっときついです。。。
ケミカル系の匂い、とても苦手です。
香木は素晴らしいですが、やはり高価です。沈香、白檀、伽羅。。。
でも。「香道」でなくても香木を焚いて香りを愉しむことは、ぜひとも体験をお勧めします。
ああ、でも、普通のおうちには、「火鉢」なんてないですよね。。。
笙は火鉢を使いますから。。。
香木だけ買ってきても無理かな。。。
灰があれば楽しめるのですが。。。
香木を愉しむ、その繊細さは、アロマセラピーの比ではありません。
金の何十倍もする香木を買う人の気持ちがちらっとわかります。
源氏の君もこういった香を普段から全身に焚きしめていたわけですね。
くらっときてしまう女性の気持ちがよくわかります(笑)。
残り香、なんてゆかしい言葉、今は強い香水の香りにとって代わられているのでしょう。
ちなみにわたしは笙のケースに防虫香を入れていますが、天然のものです。→香雲堂
安い匂い袋などはやめましょう。
天然のものはどんなに強い香りでも、いつかは自然に飛びます。
一度、調律に回ってきた管で、ものすごいケミカル臭の匂い袋がケースに入っていたものがありました。
開けた途端、具合が悪くなりました。
楽器にも、もちろん体にも、いいはすがありません。
驚いたことに、リードの1枚1枚にもしっかり、強いにおいがついていたのです。
外に放置しておいても、調律が終わっても、とうとう飛びませんでした。
天然ならいい、という訳ではありません。
でも、できれば、「息を吸いながらも、演奏する楽器」なので、こういった品は選びたいものです。。。