国立劇場 東大寺 修二会
もう一枚のブログにも書きましたが、東大寺友の会の会員です。
先行予約があって、すでに2日分のチケットを購入しましたが、明日が一般向け発売日のようです。
笙の生徒さんからどちらか1日としたら、どちらがいいですか・・・?とご質問をいただきましたので、そのご返信のメールをコピペいたします。
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オススメは2日目の「走り」という行なのですが、いきなりこの行から始まる、という
のは見たことがなく・・・3月の二月堂、夜11時ごろ、いままでにぎやかだった行が、
だんだん音がなくなっていき、やがてお坊さんが「ひたひた」と走る音のみがずっと聴
こえる、という、不思議な行です。
天上界の時間に追いつくために、走って走って走るのです。
国立劇場ではどのような演出になるのか・・・
声明をじっくり聴かれるなら、1日目がオススメ。
2日目の「後夜」「じん朝」では、お経が「引き上げ」という省略形になるのです。
でもその分、リズミカルかも?
どちらにしても、おもしろいとい思います。
場を結界する大導師作法も入っていますし。
とれるといいですね。
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でも、2日間、劇場で観ても、修二会の行の100分の1も、伝わらないと思います。今回国立で初めてこの行をご覧になるかたは、できれば、行の意味やスケジュールがよくわかっているかたと、1度現地で体験されることをお勧めいたします。。。松明(たいまつ)だけで、帰っちゃ、だめですよ!!!
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