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2009年6月 1日 (月)

拍子のむずかしさ

中立、中庸、ニュートラルの大切さが、よくわかる。

ぐらりと大きくぶれては、また戻ってくる。

でもその、ゆらぎやぶれも生命の特質。

雅楽で「拍子」という概念は、一般的な洋楽の「拍子」とは異なる(ex.「四拍子」といっても4拍子ではないのよ~)。

「拍」の感覚が「点」ではなくて、じわっとにんじんだ墨のあとのように広く大きい。

細部のデッサンではなく、「フレーズ」を強く構成して、ひっぱる力、不定形のままフレーズを作る力が必要。


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