仁和楽・・・今年は襲(かさね)装束。。。
7月の文月会での仁和楽、今年は襲(かさね)装束、だそうです。最初は蛮絵装束、ということで、内心、(ほっ)としていたのですが・・・
昨年は直前に急に痩せたせいもあって、襲は大変でした。
今から筋トレして、間に合うかな。
身長150センチの超小型版の舞人なので(わたしのことです)、恰幅のよい男性が着て似合うような装束をつけて舞うのは、人知れず苦労があります。
あ、そういえば「祈りの海へ・・・」のジャケットでわたしが着ているのは「迦陵頻」という舞の装束ですが、これは童舞といって、普通は子供が舞う舞なのです・・・
いつも装束では苦労するのですが、あつらえたように「ぴったり」でした(笑)。
ちなみに本当はわたしは迦陵頻は着られません(別に、年をとっているから、というわけではなく・・・汗)。
迦陵頻は左舞、つまり唐から渡ってきた舞に属していますから。。。わたしは右舞、高麗から渡ってきた舞のほうを舞っています。
ただ、迦陵頻の装束、もう20年来、あこがれにあこがれていました。
あの、羽をつけてみたかったんです!仏教美術のほうでも広く知られている鳥。
そして不思議な仏教の霊鳥は、西洋では天使になったのでしょうね。ずっとそう思っていましたが、いろいろ知らべみたら、あながち間違いでもないようです。
そう思うと、もしかしたら、パイプオルガンと笙は親戚(?)という説も、荒唐無稽ではないかもしれません。。。
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