春の鶯・・・
壱越調、入破。
少し、旋律が歌いやすい部分で、勢いをつける癖がついたみたいだ。
要注意。
演奏の「ノリ」や「勢い」を極端に抑制する古典。今は、勢いを勘違いして「上手な笙」と思う人も増えてきている。
「抑制のなかから美が生まれる」というようなことを確か、野口晴哉さんも書いておられた。
解放と制御。
コントロールとリリース。
入破は於世吹の悦楽。
お姫様がにっこりとほほえんでいるかのよう。
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