カテゴリー「笙・・・歴史に関して」の記事

2016年11月13日 (日)

「ドビュッシーとの散歩」

青柳いずみこさんの「ドビュッシーとの散歩」。

ついつい忙しいのに手を伸ばしてはちらちらと読んでしまいます。

「ドビュッシーの美意識にぴったりはまるのは、むしろわたしたち東洋人の感性なのだ。。。」

という一文に思わずにっこり。

笙や雅楽の響きと、ドビュッシーの音楽の不可思議な類似。

わたしはあるタイプの即興では、かなりドビュッシーが使う和音、使っていると思います。

ドビュッシーが聴いたら、なんとするかしらん♪





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2016年10月25日 (火)

10月22日、正倉院展開幕!!!(Facebookより転記)

Facebookは随時更新しているのですが、、、
写真はアップできませんが、文章のみ、コピペ。

10月22日の記事より

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いろいろな用事が押せ押せになり、もっと早い時間に出る予定でしたが、5時ギリギリで正倉院展着。

本日初日。

おかげで今日は伺う予定だった京都のコンサートをひとつキャンセル。。。
ゴメンナサイ、上畑さん、中村さん。。。

でも今日、正倉院展に行けないと、東京にまたしばらく出てしまうので。。。また3日での公開講座の準備のためもあって、とにかく急ぎ、奈良博へ。

今回、初めて実物の正倉院の「仮斑竹の笙と竽」を拝見しましたが、こんなきれいな笙は、見たことがない、というくらいの「もの凄い」ものでした(笙と竽はあと、「呉竹の笙と竽」というものがそれぞれ2管ずつあります)。

「正倉院の笙だから」「御物だから」ということを差し引いて考えたとしても、、、、

笙として、竽として、素晴らしくきれいな管です。

古い管はいろいろと見てきていますが、奈良朝〜平安時代ぐらいまでの笙は、だいたい匏が比較的小さめで、竹がすらりと長く、大変に女性的な感じがします。スリムで、きれいなのです。

それなのに、弱い感じがまったくしない。

5時ごろはちょうどご来場者も少なく、、、

遠くから見つけて、思わず「ああ!」と思い、かけ寄りそうなったぐらいの、存在感。。。

おそらく室町ぐらいから竹も太いものを使うようになり、江戸期あたりになるとむっちりとした、大ぶりの笙になってきます。

やはり武家の社会になって、「音量」が求められるようになったのでしょうか? 
かたや、正倉院の竽も笙も、とても華奢な感じです。
そして、信じられないくらいの竹の艶!

今まで写真でしたか見たことがありませんでしたが、近くで見て、ますます、その艶に驚きました。

笙に関しては「これ、平成作の笙とちゃうの?」と言って通り過ぎた人がいて、思わず笑ってしまいましたが、古管というのは、だいたい竹の乾燥が進み、割れたり欠けたり折れたりしているのに。。。

1300年近く前の竹が。。。
いったいどういうことなんだろう。。。

笙は、わずかに竹組みの歪みが始まっているようでしたが、竽のほうはほとんど歪みも、隙間もほとんどありません。

経年変化で17本の竹の組みも、ずれたりねじれたりしてくることが多いのですが。

あの竹をあのように組み合わせ、その形を維持するのは、大変な技術の結果なんです。。。
(*目録を見ていたら、竽の竹は二本が後補だそう)

細かく拝見しているうちに、楽器に演奏しやすいようにと、さまざまな工夫がしてあることがわかり、やはり実演で使われていた楽器なのでしょう。
匏の小ささから、演奏していたのは女性ではないか、、、とも思います。

遠く1300年も前の笙の演奏者と、ガラス越しに少し「対話」ができたような気がしました。

こんにちは。
わたしは平成の笙の奏者です。。。
どんな曲を演奏されていたのですか。。。?

この、奈良の地でどのような人生を送られたのですか。
今、日本の雅楽で伝承されている笙が、「この笙」とその周辺の時代の笙あたりから始まっているのかと思うと、「笙のご先祖様」に出会った気分です。

しかもまだ生き生きとしたご先祖様に。
ああ〜、きれいだったな。。。

感動で、もう涙腺がゆるみっぱなしです。

そのせいか?風邪を引いてしまいました(笑)。

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2015年10月26日 (月)

youtube映像3本

時間がないので、まずはリンクだけ。。。

8月に銀座ミツバチプロジェクト10周年記念&ニホンミツバチARK登録記念フォーラムにて短いレクチャーと演奏をさせていただきました。

そのときの映像を地元の東京・中央区の「まちひとサイト」の藤井俊公さんが見やすいように編集、youtubeにアップしてくださっています。その映像が先ほど届きました。

映像は全部で3本。

どれも3分から5分程度に編集してくださっていますので、ご覧になりやすいと思います。
(当日は全体で20分程度でした)。

また、とてもよいビデオカメラで収録してくださり、会場の響きも笙にはありがたい感じで収録されています。

笙は、まだまだその音さえも知らないかたが多いので、きれいに撮って(録って)ご紹介いただけるのは、本当に嬉しいです。

藤井さんに感謝、です!!

http://machihito.blog131.fc2.com/blog-entry-1747.html
*このとき使った笙は洋楽ピッチの笙ですので、普段にもまして華やかな音です。

藤井さんとは何度かメールでやり取りをさせていただいていますが、ライブやお祭りなどの音楽関係の映像も収録されて、さまざまなことにお詳しいです。
わたしもいくつか拝見しましたが、興味深い映像が満載。

面白いページですので、他の映像も是非、チェックされてみてください。

さて、そろそろ奈良の工場跡事務室でのコンサートです。

こちらも非常に楽しみです。

初めてのかたが多いと思いますので、笙という楽器の詳細な解説、そしてご要望もあって、正倉院の楽器のお話などもさせていただきます。

ちょうど昨日から正倉院展も始まりました。

その後東京に飛んで、9日には箜篌(くご)との共演もあります。

先日のリハでは、非常に繊細で、その、奏者の指先からほろほろとこぼれてくるような音に感動しました。表現力のあるモダンなハープに比べると、初々しさが漂う、優しい音色の楽器です。

正倉院づいて(?)おります(笑)。

そして明日は帝塚山大学にて聴講中の、牟田口先生の正倉院についての講義です。

え、腰痛ですか?

ただ今、養生中です。。。
東京の長島鍼灸院に電話をして、対応策を教えていただきました。
これで意外によくなるのですから、本当に長島先生はありがたいです。
だましだまし、、、ではなく、だんだん良くなってきているようです。

(皆様、ご心配のメールやら、メッセージ、ありがとうございました!

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2010年6月23日 (水)

煮竹

江戸時代の煮竹で、割れているものって、今日、初めてみた。

五つ節のきれいな楽器。
もちろんぱっと見はわからないように補修されている。音にはとりあえず影響のない部分。

「明治以降の煮竹が特に弱い」とは聞いていたし、昭和の煮竹はもろいものもある。

あれだけしっかりした竹が割れてしまうなんて、、、
でも、竹を「煮る」こと自体、無理があるようにも思える。

ただ、同じ煮竹でも、いい音で鳴っている管も知っているし、製作者の腕前や保管状態や使用頻度にも影響を受けるだろうから、なんともいえない。

とてもきれいに組まれた優雅な姿の管もあり、「プロ仕様」のものも多い。

まだまだ研究の余地あり。

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