« 2018年6月 | トップページ | 2018年8月 »

2018年7月16日 (月)

7月の2コンサートが終わり、、、

7月は両方ともいっぷう、毛色が変わったコンサートに参加させていただきました。

ひとつは、京都法然院様での内田輝さんのコンサート。
庭に面した窓を開け放ち、庭を背景として、暮れなずんでいく時間帯からスタート。

庭にはししおどし、ひぐらしの声、鳥の声。

濃厚な京都ならでは、の雰囲気のなか、静かに、余白をもって演奏される内田さんの音楽。クラヴィコードと笙、内田さんもおっしゃっていたように、歴史のある楽器どうしだから、とてもよく合うのかもしれません。

ぜひ、再演を、という声も高く、わたし自身も再演させていただきたいと思っています。

そして、先日土曜日(7月14日)の京都ゲーテインスティテュート・ヴィラ鴨川でのジモン・ルンメルさんのコンサート。当日は京都では38.5度の酷暑を記録、祇園祭も重なって、お客さまの入りは?と思っていましたが、最終的には100名ほどのかたがたにご来場いただけたそうです。

ジモンさんにお声がけいただいたのは2年前、神奈川県立音楽堂で佐々木冬彦さんの作品を演奏したときのこと。

知人のご紹介で、コンサート終了後にお目にかかったのですが、「笙のような楽器を自作したい」とのことで、(えー、大丈夫なのかな?)と思いました、正直なところ(笑)。

メールで何度もやりとりしながら、今年の4月、ゲーテのレジデントとして日本に来られたときにお目にかかり、リードオルガンのリードを100枚、持参されて、その調律法を見せていただいたとき、(これは何か面白いことになりそう!)と、思いました。

なぜかクラヴィコードを自作された内田さん、まったく新しい、笙から思いついた楽器を制作されたジモンさんとのコラボが続きましたが、音楽の根源って、こういうことなんだろうなあ。。。。と、感じ入っています。
ジモンさんは、シンセ音源のプログラミングのことなどもご存知なようなので、やろうと思えば、シンセ音源でも笙の音を作って、鳴らせるはず、なのです。

でも、それでも、自分の手で、楽器を作ってみたい。演奏してみたい。。。

その「思い」が実現していく過程をずっと見ていて、わたし自身、すごく刺激になりましたし、演奏したジモンさんの曲にも、まだまだ広がっていく可能性を感じました。

わたし自身が今、シンセサイザーをいじり始めていて、新しい音を模索中なので、共鳴できる部分もすごく大きかったです。

ただ、わたしの場合は、シンセの音そのものが目的、というわけでもなく。

作曲のツールとして、シンセやDTMが面白い、、、というところです。

その先に応用編が待っている!?  今、「初球編」というところでしょうか(笑)。


さて、今年の11月23日は、3月に続いて再度、京都城陽市のプラネタリウムでコンサートの予定です。

その前に、小さなライブを2、3回できないかと場所を探しています。。。

機材がある程度、会場にあり、気軽にライヴができる場所。。。と、いうとやはり奈良かしら。。。
恒例、毎日新聞社京都支局での、レクチャーコンサートシリーズ「笙の響きと雅楽の愉しみ」は、昨年は8月でしたが、今年はおそらく、やれるとして、12月、かと思います。

いよいよ9回目となります、こちらのシリーズ、やりたいテーマはまだまだありますので、どうか引き続き、「ご贔屓」に。。。。

8月は少しお休みをいただいて、東京教室の笙の生徒さんたち3名により発表会を広めの和室をお借りして行なう予定です。

笙だけの合奏、なかなか涼やかです。

詳細、後日告知しますのでどうぞよろしくお願いいたします。

| コメント (1) | トラックバック (0)
|

2018年7月13日 (金)

京都連日

先週の日曜日は京都の法然院にて、内田輝さんのコンサートに出演。
素晴らしいロケーションで演奏させていただくことができました。

内田さんの"Silent Prayer"というCDのリリース記念のコンサート。

透明感の高い内田さんの音楽と笙の組み合わせは、おかげさまで好評でした。
またどこかでご一緒させていただけたら、嬉しいです。

さて、本日はドイツの作曲家、ジモン・ルンメルさんのコンサートのためのリハ、半日京都でした。

笙の音を初めて聴いて、インパクトを受け、その後構想約10年? わたしがルンメルさんにお会いしたのは2年前のことでした。

正直なところ、(笙と似たような楽器なんて、作れるのかしら。。。)と半信半疑でした(笑)。
ところが、トライアルの楽器がどんどん進化していくのを見ていて、これはすごいプロジェクトになりそう、、、と思い始めました。
ルンメルさんの新しい楽器は笙に合わせてチューニングされているので、倍音が豊か。

二人の音がうまく重なると、さらに倍音が広がります。

作曲もルンメルさん。
和音が立ち現れては消え、現れては消えていくシンプルな作品。

滅多に体験できないコンサートは、明日ヴィラ鴨川のホールにて、18時からです。
入場無料、直接会場へ。

| コメント (0) | トラックバック (0)
|

2018年7月 3日 (火)

Simon さんの活動が記事になりました。

Simon Rummelさんの微分音ハーモニカ。

説明だけしても「は? なんですか、それ?」という感じかと思いますが(笑)、京都新聞さんが記事にしてくださったそうです。

オンライン記事
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20180702000084

動画 「笙」に着想、ドイツ人が新楽器(2018年6月)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/movie/?r=news&y=2018&v=RbauVC9g 

あさってこの楽器と初のリハーサルがあります。
ここしばらくは、さまざまなコンサートのリハと本番の日々です。。。
そして明日は、久々の城陽プラネタリウムへ。。。

| コメント (0) | トラックバック (0)
|

2018年7月 2日 (月)

今年も後半!

あっという間に2018年も7月へ。。。

先月は関西で地震などもあり、久々に防災の意識を改めねば、と思いました。
笙は電気コンロを使うので、怖いですね。
調律のときのエタノールも心配です。

普段から整理整頓しておかねば、と思いました。

さて、今月の予定です。コンサートは今のところ、次の2つです。
どうぞよろしくお願いいたします。

Looperを使った小さなライブもやりたいと思っていますので、そちらも決まりましたらどんどんアップします。
7月8日(日)内田輝さんのコンサートに助演で参加します。
静謐で透明感の高い世界。京都法然院にて。

内田輝《silent prayer》演奏会 6/22 東京初台 近江楽堂 7/8 京都 法然院 今回はnew album 《silent prayer》のレコ発LIVEになります。 音楽プロデューサー宮本貞雄氏、録音技師に加藤明氏を迎え素晴らしい音に仕上がっています。 2公演とも響きの良い空間であり、 頻繁に演奏出来ない場所なので、ぜひお越しください。 音楽会主催は night cruising 自作クラヴィーコードも交えて演奏致します。内容等は随時アップして行きます。 写真 田渕睦深 【東京公演】 会場:近江楽堂(西新宿 東京オペラシティ3F) 日時:2018年6月22日(金) 開場:18:30 / 開演:19:00 出演:内田輝 料金:前売3,500円 / 当日4,000円 【京都公演】 会場:法然院 方丈 (左京区 鹿ケ谷) 日時:2018年7月8日(日) 開場:18:00 / 開演:18:30 出演:内田輝 料金:前売3,500円 / 当日4,000円 ソプラノサックス/クラヴィーコード奏者、ピアノ調律師など各地で幅広く活躍する音楽家・内田輝。 ミホミュージアムにて録音されたサックスソロでの作品《silent prayer》の発売を記念し、“響き”をテーマとした演奏会を東京と京都にて開催。 静寂な空間の中、サックスと自作のクラヴィーコードを奏でます。 前売りチケット メール予約: info@nightcruising.jp (night cruising)まで 件名を「6/22 近江楽堂」もしくは「7/8 法然院」とし、 お名前(カタカナ フルネーム)/人数/連絡先を明記の上、送信下さい。 数日内に受付確認/ご予約番号をメールさせていただきます。 *予約が定員となり次第締め切らせていただきます。その場合、当日券の発行はいたしません。お早めにご予約下さい。 *チケットご購入後のお客様の都合による変更・キャンセルはできません。 *お子様のご入場も可能ですが、席数が限られているため、お子様の分のチケットもご購入下さいますようお願いいたします。 未就学児のお子様のご入場に関しては、ご相談ください。(静かな演奏をともないますので、他のお客さまへのご配慮をお願いします。) 主催:night cruising お問い合わせ: info@nightcruising.jp 050-3631-2006

内田輝さん(@baroquevoice)がシェアした投稿 -

2018年 5月月8日午前12時42分PDT

続いて7月14日はゲーテ・インスティテュート・ヴィラ鴨川にて、Simon Rummelさん製作の楽器とのコラボ。

2018年7月14日(土)18:00~
会場:ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、
ホール 入場無料、
申込不要 Tel: 075-761-2188 (Ext.31#)
雅楽器「笙」から着想を得て、ヴィラ鴨川滞在中のドイツ人作曲家ジモン・ルンメル氏が新楽器「微分音ハーモニカ」を考案・製作しました。本演奏会のために書きおろした新曲を、笙奏者・伊藤えり氏とともに披露します。新旧2つのリード楽器が奏でる、未知のハーモニーにご期待ください。 雅楽器の「笙」は、円形に並んだ細い竹管に取り付けられた金属製の15枚の簧(した:リード)が振動して音が鳴ります。今回ジモン・ルンメルが考案・製作した新楽器「微分音ハーモニカ」もまた、15枚のリードからなりますが、楽器は空中に吊るされており、小さな磁石によって微分音的な音程調節が可能です。両楽器のゆったりした響きをお楽しみください。 演奏: 伊藤 えり (笙) ジモン・ルンメル (微分音ハーモニカ、作曲) 伊藤 えり (笙) 東京藝術大学卒業。多忠麿、芝祐靖、多忠輝などに師事。1986年より雅楽演奏団体「東京楽所」に参加。各地での演奏会をはじめ、神社仏閣での奉納演奏や、国内外の大学でのワークショップやレクチャーなど活発な音楽活動を行う。近年、笙の響きを活かした即興演奏や、ジャンルを超えた共演も数多く行っている。 ジモン・ルンメル (微分音ハーモニカ、作曲) 1978年生まれ。ケルンでピアノと作曲を、デュッセルドルフで美術を学んだ。実験的な楽器の製作や作曲に取り組み、自作の微分音オルガンによるCD『Harmonielehre』で、2011年QuattroPoleロベール・シューマン賞を受賞。ヴィラ鴨川滞在中、雅楽器「笙」をリサーチし、そこから着想を得た独自の楽器の製作や作曲を行う。

| コメント (0) | トラックバック (0)
|

« 2018年6月 | トップページ | 2018年8月 »