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2017年4月12日 (水)

音名は、最初は教えません。。。

わたしが笙の指導を始めて、最初の頃、唱歌を歌ってから、音名(平調、壱越、などの雅楽音名)で音程などを説明していましたが、特に洋楽の素養がある人は、それらをド、レ、ミに頭のなかで変換して、12平均律的な音程で歌ってしまうんですね。

で、あるときから、「とにかく録音を聴いて」真似ていただくようにしたら、だいぶよくなりました。

例えば、多忠麿先生は、比から一の音程は狭く狭く、と注意されていました。
確かにこの神仙と盤渉は平均律からするとかなり狭い音程のようです。

笙は、唱歌の音程などが吹奏には直接影響してきませんから、そこまでこだわらなくても、、、とは思うのですが、やはり雅楽の唱歌らしく歌っていただきたいので、そのようにご注意申し上げています。

ネットのどこかで、「笙はピュタゴラス音律、篳篥、龍笛は12平均律」などと説明している人がいましたが、大変大きな間違いです。

篳篥と龍笛が平均律の音程になってしまったら、雅楽は終わったも同然です。
と、いいますか、味もそっけもない演奏になってしまうでしょう。


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