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2014年1月16日 (木)

その後のご報告(NEXCO西日本様よりメールをいただきました)

訂正が大変遅くなってしまったのですが、当ブログ「笙の響きと雅楽の愉しみ」ともう一つのブログ「Project Etenraku」にアップした記事内容(12月12日付、両方の記事は同一内容)に、ご覧になられたNEXCO西日本さんからご連絡をいただきました(12月19日付)。

ご指摘の趣旨は、

1)(わたしの記事の内容)過去2回の検討会に関しては、事前にNEXCOさんからメールにて開催の通知があったのに、第3回目からは突然来なくなった。

→(NEXCOさんのご回答)
これまでは東京の、「SAVE THE 鵜殿ヨシ原」実行委員会の窓口に可能な限り、説明を続けてきたが、窓口のかたからご返信をいただけない状況が続いた。

連絡をすることが、ご迷惑になっているのだろうか?と判断、連絡をとることを差し控えることにした。

2)(わたしの記事の内容)NEXCOさんの「国交省が行ってきた導水路を作る、などの事業をNEXCOの工事によって、ストップさせる訳がないでしょう」という、ややお怒りに満ちた(?)ご発言に、「その根拠となる具体的な計画や信憑性のあるプランが出されていないのでは?」と疑問を呈したところ、

→(NEXCOさんのご回答)
導水路については機能を継続すると明言することで、導水路停止に伴う影響等の懸念材料を減らしたいというものです。


3)(わたしの記事の内容)
「11月18日に「SAVE THE 鵜殿ヨシ原」の活動によって大臣に7万9000筆近くもの署名が提出されたことについて触れられたのですが、、、(NEXCOの担当者のご説明の声が)なんだか、怒りに声が震えておられ。。。 云々」

→(NEXCOさんのご回答)

署名については、11/18に国交省へお持ちいただきましたので、同様の内容でご心配の方がいらっしゃることを事業者も認識しているということをお伝えする主旨です(新名神整備事業の法律上の事業者であるNEXCOに対して、国土交通省からも連絡がなされているということをお伝えしておこうということです)。

******

とのことでした。

拙ブログをよく見つけてくださって、とても丁寧にご回答くださり、感謝申し上げます。
疑問に思っていた部分も氷解いたしました。


さて、1)については、「SAVE THE 鵜殿ヨシ原」事務局に確認をとってみましたところ、「NEXCOさんからのメールに対して返信をしなかったのは1件だけ、SAVE THE 鵜殿ヨシ原の運動に賛同、協力してくださっている『呼びかけ人』に対して、説明をしたいので、全員の連絡先を教えてほしい、、、と言ってこられたときのことだけ、です」とのこと。。。

なるほど。。。
http://www.save-udono.com/%E5%91%BC%E3%81%B3%E3%81%8B%E3%81%91%E4%BA%BA/

こうして「SAVE THE 鵜殿ヨシ原〜雅楽を未来につなぐ〜」という活動趣旨にご賛同くださった皆様のご住所や電話番号、あるいは職場のメールなどの個人情報を、道路の施工者であるNEXCOさんにはお教えできないですよね。

それは、無理ですよ。。。ということで、「SAVE THE 鵜殿ヨシ原」事務局側でも、黙殺されたのだそうですが、それはそれで、一言、お断りのメールがあってもよかったのでは、とも思います。

どっちもどっち?

まあ、「検討会のご案内」、今後はいただけることになりましたので、わたしの懸念は吹き飛びました。

2)に関しては、さらに質問をしたいと思っています。
「導水路」、作られてから数年間は成果があって、ヨシもまた再生してきていたようですが、ここ数年、どうも成果が芳しくないようですね。

効果は、あったのです。絶滅寸前まであと一歩、、、というところだった篳篥用のヨシも、導水路のおかげで、立派なヨシが再び、育つようになったのですから。

でも、ここ数年は鵜殿の保全に半生かけてこられた小山先生も、やや苦戦中。。。



鵜殿のような地形で、どのように地上と地下で水が動いているのか、まだ正確には、誰も把握できていない。。。

で、NEXCOさんも検討委員会のなかで調査の報告をされていましたが、やはりあれだけのお金と時間をかけても、なかなか難しいものだなあ、、、、と感じました。


この段階で「導水路の機能を継続する」と明言できるのは、なぜなのでしょう?

また、現在の導水機能レベルでは、ヨシは減る一方、ということなら。。。

「新たな手を打たなければ」国交大臣が公言してくださったように、「高速道路も予定通り、通しながらヨシを増やす」ということは、できるのでしょうか?


3)に関しては、

「NEXCO側も、署名活動などの提出があり、心配している方々いらっしゃるということは認識しています、、、」ということをお伝えしたかった、ということですが。

会場で実際に聴いていたわたしは(うっへえ、、、なんで、わたしたち、NEXCOさんに怒られているの?)と感じましたよ。。。

(このまま、わたしたちの心配をよそに、NEXCOさんの独走で、工事に突っ走っていくのだろうな。。。)とも。


ただ、その後のブログにも書きましたが、

http://sho3ku.cocolog-nifty.com/etenraku/2013/12/post-6b8d.html

http://sho3ku.cocolog-nifty.com/etenraku/2013/12/post-3dcd.html

NEXCOさんが、検討会をもっと効率的に進め、小山先生の発言なども元にしながら、詳細な調査と実験を速やかに進めれば、ヨシの万全な保全、「もしかしたら」できるのでは、と思うのです。

わたしが一番不安なのは、むしろNEXCOさんが「篳篥用のヨシは増やせます」と「明言」されていることです。

河川の改修工事などが原因で、ヨシは壊滅状態となり、現時点では、ヨシを増やす、ということは近年、「誰も、やりたくても、やれなかった」ことです。


どんな手術だって、成功の、100%の保証はあり得ません。
疲えいしきったヨシ原を高速道路の大工事が行われる。

むしろ「不安材料」(と、いうか、「ここがこうなった場合」ヨシは枯れるという、具体的な説明)もあったほうが、お話に信憑性があります。

いわゆる手術の前の「インフォームドコンセント」のようなもの。



例えば、ですが、導水路が工事の影響でストップしてしまった場合、NEXCOではこういった方法がとれます。。。みたいなご提案などがあると、いいのですけれどね。


いずれにしても、NEXCOさんからご回答をいただけたことは非常にありがたかったです。

今後、不安な点はまめに問い合わせをさせていただくつもりです。


わたしはNEXCOさんもお気の毒だと思っています。

国交大臣がなんの根拠もなく、「高速道路を開通させながら、ヨシ原の保全だけでなく、ヨシを増やします!」などと、東儀秀樹さんに公言してしまったのですから。

「現状維持」でさえ、不可能な状態なのに、「増やさないといけなくなってしまった」のですから。。。


小山先生と共闘していただいて、なんとかしていただきたいものです。

そのためには、「ヨシが増やせました」という、具体的なご報告を待ち望みます。


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