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2011年2月10日 (木)

蘇合香序一帖

昨日は初めて、千日谷のお稽古で蘇合香序一帖を吹いた。

序吹きあり、楽拍子あり、七拍子あり、の大変な難曲。

唱歌は3回目、吹くのは初めて。

勉強不足。
なかなか安定しない。
譜面を追うのに精一杯。
ただ、吹いていて、おもしろい。これはおもしろい。

中盤を過ぎて、七拍子。
於世吹。息を張らない静かな於世吹。息を張らないように気を配りながら、譜面を追う。
上で鳴っている倍音を意識しながら、気が遠くなる。
ふと涙がこぼれそうになる。

静謐な音が、まったく途切れることなく、なっている。
音の玉手箱。
息を張らない笙がこんなにきれいなんて。さわさわと流れていく響き。
大曲の堂々とした雰囲気に圧倒される。

これは、、、一体、これは?
人智が及ぶことのない、壮絶な響き。

この曲、」歌は実はあまり好き、ではなかった。
盤渉調ではあるけれども、リズム感のこともあって、七拍子の旋律は、なんとなく軽く思えた。

実際に、大人数での笙の音を聴いてみて、驚いた。。。
この緻密な構造は、作曲と言った概念を超えている。

これは、一体、何?

吹きながら、楽器を放しそうになった。

この、大曲の伝承を受け継いでいることを、神に感謝した。

まったく、なんて、なんて。
雅楽という音楽ジャンルは、、、、


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