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2009年7月30日 (木)

音響に関するジレンマ

誰か、和楽器に最適なマイクを開発して!(と、言ってもわたしは雅楽の楽器は「和」だとは思っていませんが)。

マイクを通してしまうと、あの笙の独特のうねりが、捕らえづらくなります。
マイクってすでに洋楽器の「フィルター」です。拡声しているのではなく、カットしている部分がある。

笙の響きは本当にむずかしいです。では、生の音が一番いいのか、というとそれも状況次第かと思います。

遠音、といいますが、遠音が利きづらい状況もある。

相方の楽器によっては、殺されてしまう場合もある。

本来、笙は相手の響きを「補強」する作用があるようです。

状況と編成とをよく把握しないと・・・笙の管の「特性」もありますしね。
響きのゴージャスな管か、しっとり落ち着いた管か。

雲中供養菩薩のようなイメージの音・・・って書いてもよくわかっていただけないと思いますが(笑)、そのイメージは何をやっていても保ちたいですね。


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